クイック回答
APIライセンス確認はロゴを見るだけではなく、現行製品を照合する作業です。API公式EOLCSディレクトリで、マーケター/ライセンシー、ブランド、製品名、SAE粘度、APIサービスカテゴリーを容器と書類に一致させます。写真、試験報告書、または「meets API SQ」という表現だけでは現行ライセンスの証明になりません。印刷承認前と初回出荷前に確認し、処方、主体、ブランド、粘度、カテゴリー、ラベル変更時に再確認します。[1] [2] [3]
目次
輸入者が現行ライセンス記録を確認すべき理由
API EOLCSは、条件を満たすエンジンオイルマーケターにAPI品質マークの使用を認める任意制度です。監視・執行には製品試験と表示確認が含まれます。ライセンスは責任を負うマーケターと登録製品に対するもので、同一工場やブランドの全製品を包括しません。[1] [4]
輸入実務では版下承認後に不一致が見つかると、貼り替え、在庫保留、販売資料修正が必要になります。発注・印刷前に法人名、ブランド、粘度、カテゴリーを照合することが最も安全です。
APIディレクトリは頻繁に更新されます。日付入り証拠を保存しつつ、古い画像を永久証明にせず、繰り返し確認する手順を設けます。[2]
licensed、meets requirements、suitable for useの違い
Officially API licensed は、責任マーケターが手続きを完了し、対象ブランド、製品、粘度、カテゴリーが登録されている状態です。APIは、契約、支払い、通知完了前の品質マークやlicensed/certified/approved表現を認めていません。[3]
Meets API performance requirements は性能主張であり、現行ライセンスと同一ではありません。Suitable for use は適用推奨です。翻訳やEC表記で混同しないでください。
試験報告、工場ISO、添加剤資料、COA、写真は補助証拠ですが、製品別ディレクトリ記録の代用にはなりません。
APIディレクトリで照合する項目
| 照合項目 | 確認内容 | 典型的な不一致 | 判断 |
|---|---|---|---|
| マーケター/ライセンシー | ディレクトリ法人名と請求・ラベル責任主体 | 工場名と登録主体が異なる | 関係を確認してからlicensedを使用 |
| ブランド | 登録名の正確な綴りと帰属 | 類似ブランドや翻訳名のみ | 文書化した関連を要求 |
| 製品/粘度 | 製品名とSAE等級 | 0W-20登録を5W-30にも流用 | 各等級を個別確認 |
| APIカテゴリー | SQ、SP、CK-4等 | TDSとラベルが不一致 | 整合まで版下保留 |
| 品質マーク | 許可されたDonut/Starburst/Shield | マークや比率、文言が誤り | 印刷前に修正 |
| 状態/日付 | 承認日の現行検索結果 | 期限切れ証書や旧画像 | 現行ディレクトリを再確認 |
Donut、Starburst、Shieldの読み方
DonutはカテゴリーとSAE粘度等を示します。Starburstは対象粘度のILSAC要件を満たす認証マーク、Shieldは該当ILSACルートのSAE 0W-16用です。API Motor Oil Guideが用途を説明しています。[5]
マークを描き直したり、他SKUからコピーしたりしないでください。製品写真は包装識別には有用ですが、現行ライセンスの証明ではありません。

7段階の確認手順
- 法人マーケター、ライセンス番号、ブランド、製品名、SAE等級、カテゴリーを取得。
- API.orgから公式EOLCSディレクトリを開く。
- 主体とブランドを検索し、製品詳細まで確認。
- 製品名、粘度、カテゴリーをTDSと版下に逐字照合。
- 品質マーク、文言、カテゴリー、粘度を確認。
- 日付入り結果、最終版下、TDS、SKU、GTIN、承認者を保存。
- 初回出荷前と変更発生時に再確認。
書類・版下・出荷管理
| 確認点 | 受入証拠 | 危険信号 | 対応 |
|---|---|---|---|
| ライセンス | 対象製品の現行ディレクトリ結果 | 画像だけで登録なし | licensed表現を保留 |
| TDS | 製品、粘度、カテゴリー、版が一致 | 一枚を複数等級に流用 | 製品別資料を要求 |
| 版下 | マーク、比率、文言、容量、追跡欄が正確 | コピーやカテゴリー不一致 | 印刷前に修正 |
| SKU/GTIN | 製品・等級・包装ごとに固有 | 他等級と共用 | データを修正 |
| 出荷 | PO、版、ロット、承認見本が一致 | 未承認ラベル | 隔離・調査 |
| 変更管理 | 書面通知と再承認条件 | 無通知代替 | 契約に追加 |

プライベートラベルと販売店の責任
プライベートラベルでも責任は自動移転しません。誰がライセンスを持つか、ブランド登録、対象処方・粘度、更新・変更通知の担当をデザイン前に決めます。
工場の別ブランドがライセンス品でも、自社ブランドが自動的にAPI approvedにはなりません。製品コードと現行登録を購入仕様に固定します。
APIの無許可使用例に掲載がないことはライセンス証明ではありません。肯定的確認は現行ディレクトリです。[6]
よくある調達ミス
- 会社名があるだけで完了とする。
- ブランド、製品、粘度、カテゴリーを照合しない。
- meets API SQをAPI licensed SQと扱う。
- 別粘度へマークと証拠をコピーする。
- 翻訳でmeetsをapprovedに変える。
- 変更後も旧版を使用する。
- 写真や試験報告をライセンス本体とする。
- 処方やラベル変更時に再確認しない。
B2B RFQチェックリスト
- 対象国、チャネル、言語
- 法人主体と検索情報
- ブランド、製品、SAE、APIカテゴリー
- SKU別の正確な主張
- 現行TDS/SDSと製品コード
- 最終表裏ラベル
- 容量、GTIN、箱、ロット欄
- ライセンス所有と更新責任
- 出荷前照合規則
- 変更通知と再承認
よくある質問
供給者証明書だけで十分ですか?
補助資料です。現行EOLCSディレクトリで対象製品を確認します。
meets API SQはlicensedですか?
いいえ。licensed表現とマークには該当ライセンスと登録が必要です。
工場が必ずライセンシーですか?
いいえ。責任マーケターが別法人の場合があります。
粘度ごとの確認が必要ですか?
はい。0W-20登録は他粘度を自動的に含みません。
申請中にマークを使えますか?
API通知を受ける前は使用できないとAPIは説明しています。
再確認の頻度は?
版下承認、初回出荷、定期監査、製品や表示変更時です。
PO添付資料は?
仕様、TDS版、版下、SKU/GTIN、検索日、追跡・変更管理条件です。
出典・参考資料
- American Petroleum Institute — Engine Oil Licensing and Certification System (EOLCS).
- American Petroleum Institute — EOLCS Licensee Directory.
- American Petroleum Institute — EOLCS Application and Fees.
- American Petroleum Institute — API 1509, 24th Edition, July 2026.
- American Petroleum Institute — API Motor Oil Guide.
- American Petroleum Institute — Unauthorized Use of API Certification Marks.
検証可能な主張で商品構成を設計
KATMOTO乗用車用エンジンオイルを確認し、市場、粘度、包装、必要な証拠表現をお知らせください。文書とラベルを整合し、性能主張を根拠のないライセンス表現に変えません。